「3人のレンガ職人」というお話があります。
「3人のレンガ職人」という寓話は、仕事に対する考え方で自身の働きがいが左右されることを学ぶことができます。
今回はジョブクラフティングのベースにもなる「3人のレンガ職人から仕事の意義を考える」について寓話を通じてご紹介します。
3人のレンガ職人
ある旅人が町を歩いているとレンガを積んでいる3人の職人を見かけ、「あなたはここで一体何をしているのですか?」と訪ねました。
職人A
「見ればわかるだろう、レンガ積みをしているのさ。雨の日も暑い日も寒い日もレンガ積みだ。なぜこんなことをやらなければいけないかついてない。」
職人B
「ここで大きな壁をつくっているんだ。この壁を作るのが俺の仕事なんだ。俺は家族を養っていく必要がある。仕事があるから家族も食べていけるんだ。」
職人C
「歴史に残る偉大な大聖堂をつくっているんだ。ここで多くの人が祝福を受け、悲しみをはらうんだよ。どうだ、素晴らしいだろう。」
3人のレンガ職人にはそれぞれ仕事の捉え方が違う
3人のレンガ職人は、レンガ積むという仕事を職人Aは「仕事」、職人Bは「昇進・昇格」、職人Cは「天職」と捉えています。
同じ仕事でも仕事に対する価値観によって働く動機や周囲への影響を大きく変わってくることが言えるでしょう。
このお話から学べること
このお話から学べることは、仕事を天職として捉えることができれば個人の働きがい(エンゲージメント)を高めることができるということです。
どのような職業や地位に就いていても、仕事自体を「天職」として捉えるのか、「昇進・昇格」として捉えるのか、「仕事」として捉えるのか、可能です。
ルーティーンワークの仕事をしているひとでも捉え方一つによって自分の仕事の価値観を大きく変えることができます。
充実した人生を望むのであれば、天職として捉えることができるような仕事をすることです。
あなたの仕事観は天職ですか?